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2011 #6〜勝ちたかったオークス・・・でも強かった〜
桜花賞当日とは打って変わり、その日は雨が心配な空模様。「メインレースまでは持ってくれ」と、雨が降らないことを祈りつつ、東京競馬場に入りました。 結果は3着でした。前回のコラムで「もう2着はいらない!」と書いたのは、優勝するつもりだったからで、当たり前ですが3着になるつもりなんてこれっぽっちもなかったんですよ。もう悔しくて悔しくて、思わず脱鞍所の壁に気持ちをぶつけてしまいました。嶋田オーナーも30人の大応援団とともに、朝から張り切っておられたので、ぜひともタイトルを獲って欲しかった。私以上に悔しかったと思います。 「一番強かったのはホエールキャプチャですね。実力はナンバーワンです」 とたくさんの方が言って下さいました。確かに、私の想像以上に強い馬です。でも、やっぱり応援して下さる皆様の期待に応える結果が欲しいですね・・・。 雨か・・・。待てよ。ああ、そうだ。祖母エミネントガールは雨が大嫌いでした。 エミネントガールのデビューは1995年3月、ダートの1800mでした。雨の不良馬場で、単勝1.8倍の1番人気になりながら12着。その2週間後、今度は芝の2000mに出走したのですが、再び雨。ひょうまで降ってきて、また12着。2戦で引退しました。 *     *     *     *     *
さあ、ホエールキャプチャも秋に向けて牧場に帰ってきましたし、気を取り直していかないといけません。夏にはセレクトセールがあります。ホエールキャプチャの全妹が1歳(7/11)に上場します。毛色は鹿毛ですが、体型はそっくりです。
オークスの日の朝には、当場繁殖牝馬レディジョアンの半弟にあたるシャックルフォードが米国クラシック第2戦プリークネスSを優勝したというニュースが飛び込んできました。レディジョアンは一昨年の米ファシグティプトン・ノベンバーセールで160万ドルで購買しました。自身はGIアラバマSの勝馬で、半姉も重賞勝馬という良血と、思わず惹きつけられる好馬体に惚れて決めた馬ですが、半弟が米クラシックを制覇するとは、夢にも思いませんでした。
「本馬だけでなく、近親の活躍も楽しみになる」
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