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2012 #1

〜力を合わせて、一、二の三!〜

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
新しい年が皆様にとって幸多き一年になりますよう、お祈り申し上げます。

 牧場にとって1月は出産シーズンの始まり。馬のお産は夜中が多いため、眠い目をこすりながらの24時間監視はもっとも大変な仕事のひとつです。
すべての馬がお産を終える5月末までのおよそ4ヶ月の間、母馬と生まれてきた仔馬を支えてくれるスタッフの一人が千葉県出身の塚田です。当場では繁殖、育成、調教スタッフの分け隔てなく全てのスタッフがお産を手伝いますが、シーズンを通して昼夜逆転の勤務体制で、夜間のお産の兆候や、生まれて間もない仔馬たちの安全を見守ってくれているのが彼です。

 無事に生まれてきた命、人の手でつないだ命、悔し涙で見送った命。スタッフの誰よりも命の重みを感じている彼。今年はファンの方から力強い応援が届きました。当場HPの馬名募集で名付け親となった方が、その馬が引退し、繁殖として牧場に帰ってきた際に贈って下さった「安産祈願」の千羽鶴です。

 2月には待望のレディジョアンとディープインパクトの仔が、早くも(?)桜花賞の頃にはトレンドハンターの初仔(父エンパイアメーカー)が生まれます。生まれてくる仔馬たちが無事に育ち、無事にデビューして、オーナーに笑顔を運んでくれるように、願いを込めてシーズンを迎えたいと思います。

 一笑のための一勝、一勝のための一生、一笑のための一生

   これはスタッフの臺信(だいのぶ)が年末のレポートに書いた言葉です。馬術でインターハイに出場した経験を持つ彼は、高校卒業後、当場に入社しました。九州男児の割に少々頼りないところがある彼には、厳しく怒鳴ることもあります。ですが、この12年間で彼が大きく成長していることがよく分かりました。

 スタッフは財産です。重いものでも、みんなが「一、二の、三!」で力を合わせれば持ち上げられて、自然と笑顔になるように、みんなが「すべては馬のために」力を合わせれば、馬も人も笑顔になれるでしょう。

 5日から始まる今年の競馬。調整が遅れていた明け3歳馬たちも続々デビューします。
2012年も皆様に笑顔をお届けできるように、力を合わせて頑張って参ります。
4年目を迎えました当コラムもどうぞよろしくお願い申し上げます。  

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