牧場こぼれ話・夏   2001春へ / 2000冬へ / 2000秋へ

2001年8月30日  野球大会in放牧地
8/29放牧地での野球大会が5年振りに行われました。
年齢順に分けられた従業員4チームのトーナメント戦で、優勝チームには夜飼い休みの特典が用意されました。
日頃お世話になっている、獣医さんや、装蹄師さんも参加して、みんな童心に帰って放牧地を駆け回りました。攻めるチームは、焼肉を食べながら...などと言っていたのですが、みんな食べる余裕もないくらい真剣勝負でした。
雨が続いていた為、重馬場で、泥んこになりながらのハッスルプレーも見られました。
結果は社長率いる?Bチーム(自称:牧草上げなら負けないぞ!チーム)の優勝!夜飼い休みの権利を得、安心して勝利の美酒に酔えたことでしょう。

 

 
毎度お楽しみの焼肉です。準備は女性陣の見事なチームプレーで毎回豪勢です。

2001年7月12日  Dr.コパさんモリシオ君と感激の再会
先週、風水の第一人者であるDr.コパさんが息子さんと来場されました。実はコパさん大変馬好きでいらして今年馬主になられ、5月のトレーニングセールで初めて馬を買われたのですが、それが当場で上場した、生産育成馬ビクトリアクラウン99だったのです。父がエリシオであることからモリシオと名付けられ(競走馬名はコパノモリシオになったそうです。)光栄なことにコパさんの愛馬第1号になったと言うわけなのです。

コパさんの競馬歴は大変古く昭和45年、当時馬券で負け続けていたコパさんは暮れのディッセンバーSでモリシオの祖母ワールドハヤブサとモンテオーカンの馬券を的中、ツキが回ってきたそうです。そして、それを資金に有馬記念のスピードシンボリとアカネテンリュウで一点勝負し新車を購入したと言うのですから驚きです。そんなコパさんがその孫を買われたと言うのもきっと何かご縁があったのでしょう。(競り落とされた時はそのことに気付かれていなかったそうです)

セリ以来のモリシオ君とのご対面でコパさんの嬉しそうな笑顔がとっても印象的でした。詳しくはインターネットコパクラブでも紹介されています。コパさんのご来場で千代田牧場にも、ツキがやってくるかも・・・・・風水パワーで、今後の千代田牧場の馬から目が離せなくなるといいですね。

さて、今週から函館に加え新潟、小倉でも2歳新馬戦が始まります。コパノモリシオと同期の生産育成馬であるブレイブスペシャルを始め、今週出走の2歳馬5頭中4頭(マチカネアカツキ、スピードオーバー、ロングユウシャ)が新馬有力馬として、競馬ブック、ギャロップに取り上げられました。新馬で取り上げられると言うのは生産者として特別嬉しいものです。みんながんばれ〜!

『夢は叶えるために、人生は幸せになるために用意されている』Dr.コパ(スペシャル風水より)いい言葉ですね。本当にその通りです。真面目にやっていれば運も必ず味方してくれることでしょう。そして夢もかなうでしょう。みんなその為に仕事をし、努力しているのだと思います。みんなが幸せになれますように・・・・。

※7/26コパノモリシオの写真が追加されました。特別にこちらからご覧頂けます。

2001年6月20日  出産終了 
爽やかな初夏を思わせる日が続いたかと思ったら今日は冷たい雨。暑くなったり寒くなったりで風邪も流行っているようです。

6月11日スペシャルウィークの牡馬(母スリーフェアリー)が生まれ、今年の出産は無事終了いたしました。
前半は色々ありましたが、何とか全馬出揃いました。今年もトータルで牡が牝を上回りました。2年後この仔達がみんな無事、競馬場に行き、活躍してくれることを願っています。

この時期、当歳馬は病気になるとガクッと弱るのでみんな神経を使います。そして種付もラストスパート。
1頭でも多く受胎できるようがんばっています。


2001年6月12日 千代田牧場POG
今年も巷ではPOGが話題となる季節ですが、当牧場内でも生産馬限定・従業員限定のPOGを毎年開催しています。ルールはシンプル。牡・牝2頭ずつ選んで投票し、新馬戦〜ダービーまで(前半)と、ダービー〜有馬記念まで(後半)に分けて争われます。
上位入賞者には社長の懐より金一封が手渡されるので、従業員一同真剣に検討し、投票しています。
(締切前には騎乗員や、育成厩舎の人に探りを入れる光景も.......。)

今年(98産駒)の前半は、サマーキャンドル(6番人気)指名者間での壮絶な争いでした。サマーキャンドル以外に何頭勝ちあがったかで勝負が決まりました。
牝馬の1番人気だったシンメイジョイはデビュー戦で1番人気になった馬。
牡馬の1番人気はパラダイスシャドウ。先日東京2200mでレコード勝ちして2勝目を挙げ、今後も期待の1頭です。
皆さんも、千代田牧場の従業員の予想を参考にされてみてはいかがでしょうか...?

さて、先日締め切られた99年産駒のそれぞれの1番人気は牡馬がブレイブスペシャル。牝馬がビバムール99となりました。
2頭ともターファイトクラブに自信を持って提供した馬です。

ブレイブスペシャルは外国産馬のため、本来なら生産馬に入らないのですが、スポンサー(社長)のはからいで入れたところ、やはり1番人気となりました。デビューも新潟と決まっていて、早い時期からの活躍が期待されます。

ビバムール99は、タイキシャトルの従妹という血統的な魅力と、最近乗り役からの評価が高まっていることからの1番人気でしょうか。牧場でも期待している繁殖の初仔で、是非とも結果を出してもらいたい1頭です。

もちろん、全馬無事に出走してくれることが何より嬉しいのですが、2才戦は特にそれぞれに力の入った応援が繰り広げられることになります。


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